建物本体 |
RC |
約50〜60年 |
構造や改修履歴により、
かなり実際の耐用年数には物件格差はありますが、
競争が激化する中で競争力を維持していくことは
容易ではなくなっているかもしれません。
したがって、収益物件としては、
実際の耐用年数より短くなることが予測されます。 |
外壁塗装 |
アクリル |
約4〜6年 |
塗装表面の白亜化(チョーキング)現象、
シール素材の亀裂(硬化)、深いひび割れの発生、
鉄筋からと思われるサビの発生には要注意です。
このような症状が出ると何より見た目が
悪くなります。建物の壁内部にも影響が出ます。
賃貸物件も見た目が大切な競争力維持の
ポイントとなっています。 |
外壁タイル |
約25〜30年 |
タイルのクラックや浮き、エフロ、壁面の汚損、
サッシ回りやタイル目地のシーリングの劣化など
が発生し始めた時には要注意です。
このような症状が出るとタイルの落下による
事故発生の可能性もありますし、
キレイに見えるはずのタイルの見た目も悪くなり、
物件の競争力が落ちてきます。
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防水 |
約10〜12年 |
防水に関しては物件の競争力を挙げると
いうよりも、水漏れなどの瑕疵の問題を防ぐために
行うものです。防水は防水表面のひび割れ、
防水層ジョイントのズレ、立ち上げ部防水層の
ふくれやズレ、表面塗料の色褪せなどの
症状が出た場合には要注意です
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